こんにちは、takaです。
私ごとですが、
フリーランスとして
自身のサービスを提供するようになって、
来月(7月)で丸6年になります。
ありがたいことに
さまざまなご縁に恵まれて、
今もフリーランスとして働けていることに
感謝する日々です。
そんな中で、
フリーランスの働き方については
ご質問いただくことが度々あり、
”パスワード付きの限定公開”という形で
これまで何度か配信してきましたが
今日から数回に分けて、
その記事を全体公開しようと思います。
これまでほとんど話してこなかった
私自身のことや今までのことを
じっくり話しますので、
お付き合いいただけたら幸いです。
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1. 家から始まった新しいスタート
私は神奈川県にある
築２０年になる分譲マンションで、
夫と3人の子供との5人で暮らしています。
仕事は、
整理収納アドバイザーとして
フリーランスで働いていて、
主な内容は、
訪問・オンラインでの片付けサポートと
自身のSNSにて暮らしに関することの発信、
2年ほど前から
フリーランス・兼業の方(もしくは目指す方)へ
ビジネスコンサルも行っています。
そのほか、ご依頼いただき
自宅の取材や記事の監修、講師業
などもしていて、
2024年末までに
お片付けサポートは累計1８00時間超、
メディアには1５0回以上掲載いただきました。
整理収納アドバイザーというと
”元々片付けが得意”と思われがちですが、
私はそうではなく
長らく
断捨離とリバウンドを繰り返し、
今の家に引っ越してからも
３つのうちの１部屋は
常に物置スペース…。
前職は
診療放射線技師で
大学病院勤務だったので、
片付けや暮らし関係とは無縁だったし
長男出産を機に退職してからは
11年間専業主婦として
3人の子育てに追われる日々で、
ものが年々増える状態。
「そんな私が
なぜ整理収納アドバイザーに？」
とよく聞かれるのですが、
記憶を辿るとはじめのきっかけはDIYで
それからいろいろなことがあって、
今に至るという感じです。
2. 自分でできる！芽生えた自信と無意識にあきらめていたこと
はじめてのDIYは、
”トイレのタイル貼り”でした。
子供たちのトイレトレーニングや
洗った手をタオルで拭く際
水が壁に飛び散ることが原因で、
周辺の壁紙が湿った状態になり
『なんとかしたい』と
ネット検索したところ、
DIYでタイルを貼る記事を偶然発見。
(当時はブログが流行っていた時期）
業者に頼むことしか頭になかった私は
それを読んでいるうちに
なんだかワクワクしてきて、
『私にもできそう！』と
勢いのままタイル貼りにチャレンジしました。
初めてのDIYで、
壁紙を剥いだところに薄い板を貼り
パテでタイルを貼って目地埋めして…と、
今思うとなかなかのハイレベルですが(笑)
夢中で1人やり遂げました。
その経験から
私のきもちも変わりはじめ…。
『うちは注文住宅でもないし
リノベしているわけでもない。
おしゃれな空間は
一部の人だけの特別なもので、
私には手が届かないもの』
と自宅に対して
無意識にあきらめていたけれど、
『好みの空間は誰にだって手に入るし
自分で変えられるんだ！』と
思えるように。
それからは
洗面所→キッチン→子供スペースと
子供たちが寝ている時間に
1人せっせと手を加え、
そんな私を夫は『楽しそうだね』と
一歩引いて見守っていました。
３. アプリからの飛躍：収納のプロへ
そうこうしているうちに
『家の変化を残したい』という思いが
芽生えてきて、
当時参考にしていた
”RoomClip”というアプリに
自宅の様子を投稿するように。
それが今から10数年前、
長男が小学生になった頃です。
(私は33歳くらい)
アプリ内では
定期的にコンテストが行われていて、
ある時大好きな無印良品の企画が始動。
それまでコンテストに
参加したことはありませんでしたが、
『これはチャレンジしたい！』と心が動き
子供スペースの写真で参加したところ、
まさかの”収納賞”を受賞。
それがきっかけで、
初めて自宅での取材撮影を
受けることになりました。
とはいえ
当時はまだ整理収納の知識はなく、
断捨離とリバウンドを繰り返していた頃。
ですが、
本を見た友達から
収納の悩みを相談されるようになり…。
そんな時、
整理収納アドバイザーという資格があって
それを仕事にしている人がいると知り、
『私が学ぶことで
困っている人の役に立てるなら…』と一念発起。
DIYを始めた頃には
予想もしていなかったけれど、
整理収納アドバイザーの資格を取り、
それを仕事にしようと決めました。
流れに身を任せた結果、
うまくできず
長年悶々としていた片付けと
私自身も向き合うきっかけをもらい、
それを今こうして仕事にしている。
人生、どうなるか
本当にわからないものですね。
４. 違う職業の共通点
診療放射線技師と
整理収納アドバイザー。
一見全く違う職業で、
時々、もったいないとも言われますw
でも、
私の中ではどちらも
“人の役に立ちたい”という思いで
選んだ仕事で、大きな軸は同じ。
その時々で
自分がやりたいと思ったことを
仕事にしたという感覚です。
５. オンラインのない時代：資格取得までの壁
ここまで話すと
順風満帆に進んできたように見えますが、
そんなことはなくて…。
それから２年ほど
悶々とした日々を送りました。
というのも、
私が資格を取ろうと
動き出したのはコロナ前…。
今はオンラインが普及して、
資格取得に必要な講座を
自宅にいながら受講できますが、
当時はリアルタイム受講のみでした。
※整理収納アドバイザーと名乗って仕事するには
２級取得後に１級を取得する必要があります。
２級取得は1日のみの受講で
簡単なテストで取れましたが、
１級取得には
2日連続での受講が必須で
日程も今ほどなく…。
(プラス日を改めて筆記とプレゼンの試験があり、
合格すれば資格取得。その日程も限られていました。)
『資格を取りたい』という私に
夫は賛成してくれましたが、
当時の彼は
週末も仕事や講習会と多忙で、
土日両方休めることは年に1.2回あるかどうか
という状態…。
そんなことから
受講の日程はことごとく合わず、
数ヶ月で資格取得し
アドバイザーとなる人がいる中で、
私は１級合格までに(不合格になることもなく)
2年以上かかったのでした……。
６. 自己肯定感の葛藤：専業主婦が夢を追いかける背景
自分自身のことも
大切にできるようになった今なら、
「やりたいことがあるから
仕事を調整してほしい」
と夫や周りを頼れるけれど、
当時の私は、
『専業主婦だから…
家族が最優先で自分のことは後回し』
というマインド。
『自分の都合で
夫に休んでもらうなんて無理だし、
遠方に住む両親にわざわざ来てもらって
子供を見てもらうなんて
もっとできない』と思っていました。
資格を取れば
スタートラインに立てるのに、
それができない…。
それまで
DIY、コンテスト参加…と
『やってみたい』という感情に身を委ねて
進めていた当時の私にとって、
悶々とする日々が数年続きました。
７. 子育てとの調和：希望と現実を織り交ぜた日常
加えて、
専業主婦という道は
私が密かに望んでいたことでもありました。
自営業の親に育てられた私は
「おかえり」と迎えられる環境で育ち、
『わが子の帰宅も同様に迎えたい』と
強く思っていて。
次男が1歳を迎える前に
復職しようと保育園探しはしたけれど、
その最中で娘の妊娠が発覚…
自分の思いの外に、
夫が多忙で育児はワンオペになること、
遠方の両親も頼れない等の理由から
復職しないことをその時選びました。
けれど、
新たにやりたいことが見つかって
資格取得するまでの数年間は、
自分が選んだ今だから…
子供が小さいから今は仕方ない
と気持ちに折り合いをつける日々。
子供たちとの
かけがえのない時間は宝物で、
その時を一緒に過ごせてよかったと
今は心から思いますが、
当時は家事をしながら
『なぜ私は周りのように
やりたいことができないんだろう』
とやりきれない思いが込み上げて、
涙がポロリと流れることも。
でも…
今振り返ってみると、
何かやりたいと思った時、
家庭や仕事などいろいろな事情で
どうしてもできないってことは
誰にでもあるんじゃないかと思うのです。
どんな状況でも、
希望のかけらを握りしめていれば
チャンスはいつか巡ってくるし、
私の場合は
そんな悶々とした数年間が
その後の原動力となり、
初期の頃、一層がんばれたようにも感じます。
そして、
『悶々と立ち止まっていたあの期間にも
できることはたくさんあった』と
振り返って気づくことも…。
みなさんは
そんな風に思うこと、ありませんか？
もし今、
当時の私と同じように
『いろいろな事情で自由に動けない。
でも本当はこうしたい…』という気持ちを
少しでも感じている方がいらしたら、
働き方おはなし会(オンライン)に
ぜひお越しくださいね。
少しでも心が軽くなる
お手伝いができたら幸いです。
※働き方おはなし会は
７月５日(土)に募集を再開いたします。
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※今後の募集は未定です。
今回は6周年記念として特別価格でご案内します。
では。
続きは次の配信で。
最後までご覧いただき
ありがとうございました！
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