つづく、暮らし
Official blog created by taka
わが家の防災

【防災】3.11当時のことと、防災に対する思い

夫と私と3人の子供たち
ムリなくすっきり『つづく、暮らし

整理収納アドバイザー takaです。

家族がラクにできる片付けと
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東日本大震災から
今日で丸13年。

今年は
元旦に能登半島地震があり、
災害をより身近に感じた方も
多いのではないでしょうか。

とはいえ、
そこから行動に移すというのは
ハードルが高く

いろいろな事情から
もしもの時まで手が回らない…
という方も多いように思います。

かくいう私も、
今日までに防災備蓄の点検を終えよう!
と思っていましたが、

日々のタスクで手一杯で
点検は半分もまだできていません…。

今日すべての備蓄を点検するのは
時間的に無理なので、

ここはもう、
今月中にするとハードルを下げて
ゆっくり取り組んでいこうと決めました。

わが家同様
備蓄の点検がまだの方、
防災対策したいけどできていない
という方がいらしたら、
一緒にゆっくりやっていきましょう!

さて、今日は
3.11当時の状況と
防災に対する私の思い
を書いてみます。

オープンな場で
ここまでじっくり書くのは初ですが、
お付き合いいただけると幸いです。

3.11当時のわが家の状況と、その後

ブログでは
何度も話していますが、
私が災害を自分ごととして
捉えるようになったのは
3.11がきっかけ
です。

13年前の地震発生時は、
年少さんだった長男が
リビングでおやつを食べ、
その近くに私と8ヶ月の娘

幼稚園のお迎え中に
ベビーカーで寝てしまった
1歳(3月末で2歳)の次男は
玄関に置いたままでした。

ドンっと大きな揺れと
同時に停電になり、
グワングワンと揺れが続き

近くにいた2人を胸元に抱え
揺れが収まるのを
祈るように待ったことを覚えています。

その揺れで
わが家は停電と断水に

食器棚の引き出しが開いたり、
クローゼットに積み重ねていた
収納ケースが前に傾いたりしたものの、
幸い目にみえる大きな被害はありませんでした。

↑入口のケースが前に傾いていました

でも、
長男も私も家にいるのが怖くて、
ママバッグにおむつや飲み物など
最低限のものを入れ、

次男を起こし、
娘とベビーカーを抱えて
階段を降りて近くの公園まで避難。

同じように
公園に出ていた人もいましたが、
しばらくして雨が降り出し
1人2人と帰宅していきました。

でも余震が続く中、
私たちは怖くて家には戻れず…。

軒下で雨宿りをしていたら
おばあさんが傘を貸してくれ、
それをさして
当時長男が仲良しだった子のお宅へ
向かいました。

すると、
なぜかその一帯だけ電気が付いている!

友人は
連絡なしに尋ねた私たちを
優しく迎え入れてくれ、
また何が起こるかわからないからと
塩むすびを作って食べさせてくれました。

そして夜には
「うちじゃ泊められないから」と
近所の方に連絡してくれ、
初めましての方が私達4人を泊めてくれ…。

余震は怖かったし、
夫も職場から帰宅できない状況でしたが
私達は周りの方々にたくさん助けられました。

子供たちは
温かいお布団で眠れ、
翌朝自宅戻った時には
電気も水道も復旧していて…。

その後は、
被爆するからと
公園で遊べず家に篭ったり、
計画停電があるからと
早めに家事をしたり、

『また何かあるかもしれない』
という思いから、
おいしかった塩むすびを
毎日作り置きしたり…。

おむつや電池が手に入らない等
困ったこともありましたが、

ライフラインが長く使えない
という経験もせず、
被害としては軽い方だったと
私自身は認識しています。

私が備えるワケと、防災に対する思い

私はそれから
防災対策をしていなかったことを
猛烈に反省し、

子供たちを守りたい、
〇〇しとけばよかったと
後悔したくない、

そして、
地震の時にもらったたくさんの恩を
その方達に返したいという思い
から、

防災を暮らしの中に落とし込み
知識もつけました。

そして、
それを伝えることも
今しているのですが…。

これに対しては実は
後ろめたさのような感情
しばらく抱いて過ごしていました。

というのも、
防災について伝えている方を目にする度
その方の背景を勝手に比較して

私より
深刻な体験や被災経験を
されている方がこんなにいるのに、
大した経験のない私が
3.11をきっかけにと
防災について伝えていいのだろうか?

もっと適任の方がいるんじゃないか…と
なんだか申し訳ないような、
胸がギューっとなる感覚が
ずっと拭えなかったからです。

経験の大小は関係ないと
今は思えますが、

ずっと抱えていた思いを
ある方に打ち明けた時

「それはあなたが
“周囲といい関係を作る”ということを
日頃からしていた結果で、
それも大切な備え

お子さんたちはあなたのおかげで
怖い思いや不安な思いをせずに済んで、
今も元気に過ごせているんだね」と言われ、

当時の私は精神的に救われました。
私でも伝えていいんだと…。

数年前から
“恩送り”という言葉を
耳にするようになりましたが、

『恩返し』
から始まった私の防災も今
『恩送り』へと変化してきて、

少しでも
誰かのお役に立てればという思いで、
発信したり伝えたりをしてきたし
これからも続けたいと思っています。

3月は
防災について見聞きする機会も
多いと思いますが、
私も引き続き発信していきますね。

みなさんは今日を
どんな思いで過ごされていますか?

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taka
ものを整理収納するだけでなく、無理なく続けられる片付け方法や家族が片付けしやすい環境づくりを提案。整理収納サービス「つづく暮らし」を主宰し、片付けサポートやオンライン相談などを定期的に開催している。防災に関する知識も豊富で、暮らしの中で備えるコツに定評あり。 (お片付けサポートのべ1200時間以上、自宅取材・コラム・監修などメディア掲載140回超 ※2023年5月現在)